苦手な水滴
東風平愛郎31歳
目薬を自分でさせません。
雫が目に迫るのが怖いようで
直前で瞬きしてしまい
目の周りをびしょびしょにしたまま
未遂に終ります…
それはあまりに不経済。
嫌がり逃げまどう愛郎くんを押さえ込み
瞼をこじあけポトリと落とし無事終了
誕でも大人しくしているのに、犬以下です…
でも、深刻なケースも稀にありますね。
短大のころ、尖端恐怖症の友達がいました
とがったものの先端を自分に向けられると
顔面蒼白になり貧血を起こしてしまう
ナイフの先や傘の先など危険なものは誰でも嫌だろう
でも彼女たちは、箸とかシャープペンシルの先にも反応してしまう
身近なところに恐怖を覚える生活は苦痛で仕方ないだろう
竹刀の先もダメだから剣道部には入れない
予告ホームランされたら守備に欠員を出してしまう、
てことは野球もソフトもダメ
釣りに出掛けても餌をつけられないはずだ
わぁ、活動範囲がどんどん狭くなる…
きっと彼女も目薬ダメだろうな〜
愛郎くんの悶絶する顔を見ながら友を思い出した(モコ)
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